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2021/04/17

家のコストを考える

こんにちは、カナルホームの加藤です。

最近は子供のために家の中の洗剤をなるべく自然なものに変えたり、できれば使わないようにしています。

洗濯洗剤は使わず、マグネシウムボールというもので水をアルカリ性にして洗濯したり、食器洗いは洗剤やスポンジを使わず、米ぬかをお茶パックに入れて洗っています。米ぬかは油汚れもすごく落ちてオススメです。

さて、今日は家のコストについて話したいと思います。

家の価格は面積に最も左右されます。カナルホームはコミコミなので面積に応じて価格設定しています。
コストを抑えるためには、出来るだけ家をコンパクトにすることが重要です。
とはいえ、家を建てるとなると、あれも欲しい、これも欲しいとなりやすいことから家をコンパクトにすることは、想像以上に難しいことです。
では、どうするかというと一つ一つの部屋の広さを合理的な面積に考えていくことです。

例えばお子様部屋を2階につくることが、今の家づくりでは当たり前となっています。
それと同時に当たり前となっていることが、子供部屋の広さを6帖でつくることです。
しかし、子供部屋って本当に6帖も必要なのでしょうか?

というのも、6帖の部屋は、シングルベッドと幅90cmの学習机を置いたとしても、まだ1.5帖〜2帖ほどの余白が出来ます。

もちろん、どんな部屋であろうと、少しでも広くしたいな、少しでもゆとりがある方がいいなというお気持ちはよく分かります。
しかし、もし1.5帖部屋の広さが違うだけで、家の価格が何十万円も違ってくるとしたらどうでしょう?
しかもいずれ子供たちは家を出て行くでしょう。
ですから、その点も考慮しつつ、お子様部屋の広さを決めるようにしていただければと思います。

寝室に関しても、展示場のような8帖や10帖もの広さが果たして本当に必要なのでしょうか?
例えば、6帖の部屋には、ダブルベッドを2つ並べておくことが出来ます。
それゆえ、寝室も無駄に広くつくる必要はないですよね。

ただ寝るだけであれば荷物はウォークインクローゼットにしまえますし、婚礼タンスを置くこともドレッサーを置くことも今はあまりないと思います。
テレビを置くにしても、壁掛けにしていけばスペースを取りません。

床面積が増えれば、その分家の価格も高くなってしまうのですが、同時に、余ったスペースになにかを置こうとしてしまうため、逆に家が散らかりやすくなり、片付けがしにくい家になってしまいます。
そこに置くものを買うにしても、お金がかかるわけですしね。

リビングダイニングの場合、余白が出来るのは、ダイニングテーブルとソファーとの間です。
ここに余白が出来ると、間違いなく子供たちが自分たちの荷物をここに置きます。
そして、ランドセルや勉強道具や習い事道具などがいつも無造作に置かれた雑然とした空間になってしまいます。
それゆえ、子供部屋や寝室はもちろんのこと、たとえリビングダイニングといえど、無駄に広げる必要はないということ、なんですよね。

無駄に広くつくってしまうと、コストがアップするだけじゃなく、掃除や片付けの手間がかかる家になってしまいやすくなりますからね。

もちろん、そうしないためには、収納を使いやすい場所につくるとか、子供部屋を使いやすい場所につくるといった間取りの工夫は必要になってきます。

 

いかがですか?
イイ家を、コストを抑えながら建てるためには、こういった考え方が必要不可欠となります。
ですが、固定概念にとらわれず、合理的に家づくりをすることが出来れば、いつまでも暮らしやすい家を、最小限のコストで手に入れることができます。

ですから、こういったことも家づくりをする前にぜひ夫婦で話し合ってみていただければと思います!

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