間取りを考える際の動線設計について

カナルホームの古山です。
間取りを考える際の「動線設計」は、住まいの快適性や使い勝手に大きく影響します。
動線とは、人が住宅内を移動する経路のことです。良い動線設計は、
無駄な移動を減らし、暮らしをスムーズにしてくれます。
動線設計の基本とポイントをまとめさせていただきました。ご参考にしてください!
◆動線設計の3つの基本◆
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家事動線
キッチン、洗面、洗濯機、物干し場、収納などを効率的に行き来できるようにする。
例:キッチンと洗濯機が近い → 料理と洗濯を同時進行しやすい。 -
生活動線
玄関→リビング→個室など、日常生活の主要な移動経路。
無駄がないようにしつつ、プライバシーにも配慮。
例:トイレをリビング横に配置しすぎると音が気になる場合がある。 -
来客動線
来客が使うエリア(玄関、リビング、客間、トイレ)を、家族の私的エリアと分離すると良い。
例:客が通る場所に洗濯物が干してあると気になる、など。
◆よくある動線の工夫◆
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回遊動線:ぐるっと一周できる動線。混雑を避けたり、家事効率がアップする。
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2WAY動線:一つの場所に2つの出入り口を設け、回避ルートをつくる。
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短縮動線:移動距離を短くして、家事や生活の負担を減らす。
◆動線設計の具体的なチェックポイント◆
玄関:玄関収納やシューズクローク、土間収納など設け、外出・帰宅動作をスムーズに
キッチン:洗面所やパントリーとのアクセス性
洗面脱衣室:洗濯機→物干し→収納までの流れが直線的か
リビング:家族の動きが交差しすぎないように
子供部屋:成長後の生活動線(自立や勉強時の動き)を見越して考える
トイレ:家族と来客の動線が重なりにくい配置
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