福井出身の住宅営業が語る

「断熱は全国共通じゃない」という話
こんにちは!福井県出身、新卒で住宅業界に入り、現在はカナルホームで家づくりに携わっています。
愛知に来て5年目。いまだに方言が強くて、打合せや社内でちょいちょいイジられます(笑)。
でもその度に思うんです。
「あ、これって“育った気候の違い”そのものだな」って。
今回はそんな福井の雪と寒さを切り口に、
なぜ地域によって“ちょうどいい断熱”が違うのかを、できるだけ分かりやすく書いてみます。
福井といえば、やっぱり雪と寒さ
福井の冬は、とにかく厳しいです。
- 冬は曇り・雪が当たり前
- 底冷えする寒さ
- 朝起きたら車が雪に埋まっている
正直、**「寒い」というより「痛い」**感覚に近い日もあります。
そんな環境で育ったので、
- 家の中はできるだけ暖かく
- 暖房を止めても寒くなりにくく
- 結露や冷えで家が傷まないこと
これが「当たり前の家の性能」でした。
愛知に来て驚いた“冬の感覚”
一方、愛知に来て最初に感じたのがこれ。
「あれ?冬、意外と過ごせる…?」
もちろん寒い日はありますが、
- 雪はほとんど積もらない
- 日差しがある日が多い
- 朝晩は冷えるけど、日中は暖かい
- 風は一段と強い
福井と比べると、冬の質がまったく違うんです。
この違いが、そのまま
**「求められる断熱性能の考え方」**にもつながってきます。
断熱性能は「高ければ高いほど正解」?
よくある質問です。
断熱って、できるだけ良くした方がいいんですよね?
答えは、
**「半分正解で、半分は地域次第」**です。
なぜなら——
断熱性能は
- 外気温
- 日射量
- 湿度
- 冷暖房の使い方
これらとのバランスで本領を発揮するからです。
福井の家に求められる断熱
福井のような寒冷・多雪地域では、
- 熱を逃がさないこと
- 室内温度のムラを減らすこと
- 結露を防ぐこと
がとても重要。
そのため
- 高断熱・高気密
- トリプルガラス
- 厚みのある断熱材
こうした仕様が暮らしの快適さに直結します。
愛知の家に求められる断熱
一方、愛知では少し考え方が変わります。
- 冬の寒さはそこそこ
- それ以上に夏の暑さ・湿気が厳しい
つまり、
「暖かさを守る断熱」+「熱を入れすぎない工夫」
が大切になります。
具体的には
- 日射遮蔽(庇・窓の配置)
- 断熱と通風のバランス
- 冷房効率を考えた性能設定
ただ断熱を盛ればいい、ではないということです。
地方によって「ちょうどいい性能」は違う
これは家づくりでも、方言でも同じだと思っています。
- 福井の言葉は福井では普通
- 愛知ではちょっとクセが強い(笑)
家の性能も同じで、
- 寒冷地仕様をそのまま持ってくればいいわけじゃない
- 逆に、最低限でいいわけでもない
その土地の気候に合った性能が、一番心地いいんです。
カナルホームとして大切にしていること
私たちカナルホームでは、
- 全国一律の性能ではなく
- この地域、この暮らし方に合うか
を大切にしています。
数字だけを見るのではなく、
「ここで何十年、気持ちよく暮らせるか」
その視点で、断熱や性能をご提案しています。
まとめ|断熱は“土地に合わせて考える時代”
福井出身で、今は愛知で家づくりをしているからこそ、
強く思うことがあります。
- 断熱は全国共通の正解じゃない
- 気候が違えば、快適の基準も違う
だからこそ、
「この土地に合った家」を一緒に考えること
それが、後悔しない家づくりにつながると思っています。
弊社は愛知県を中心に家づくりを行っている会社なので、より愛知県に合った断熱仕様を叶えることができるのです。
方言はなかなか抜けませんが、内容は自信をもってお話しできます。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。