木材価格高騰!「ウッドショック」の影響は?
こんにちは、カナルホームです!
皆さん「ウッドショック」という言葉を耳にしたことはありますか?
「ウッドショック」が表面化したのは2021年3月頃~、今や住宅業界が直面している社会問題です。
今日はそんな「ウッドショック」について、出来る限り分かりやすく!ご紹介したいと思います。
①ウッドショックとは
②ウッドショックが起こった原因
③ウッドショックの住宅業界への影響
④ウッドショックの今後の見通し
① ウッドショックとは
国産材を含む建築用材(柱や梁などの木材)の供給が不安定になり、木材価格が高騰している状況を指します。
日本の国内で流通している木材の6割以上が輸入材です。
輸入量減少→国内の木材不足→国産材含む木材価格高騰という流れでウッドショックは起こりました。
② ウッドショックが起こった原因
ではなぜ木材の輸入量が減少したのでしょうか?
⇒アメリカの住宅市場が活性化し木材価格が高騰したことで、本来であれば日本に輸入されるはずだったヨーロッパの木材がアメリカに輸出されているという事象が起きています。
実はこれも新型コロナウイルス感染症が大きく影響しています。
アメリカは経済対策として低金利(実質0%)政策を打ち出し、これまでより住宅購入がしやすい&コロナ禍の在宅勤務により住宅の着工棟数が大幅に伸びました。
アメリカでの木材自給率は元々8割程度ありましたが、米マツ産地の大規模な山火事、輸入元カナダの木の供給力減少、木材を運ぶ海上コンテナの数不足&運賃の値上がりなど様々な要因が重なり、木材価格が高騰し続けるアメリカへと輸出が集中することになりました。
③ ウッドショックの住宅業界への影響とは
木造住宅は国内の新設住宅着工戸数の約6割を占めています。
木造住宅の建設費用のうち、一般的に木材価格は1割程度と言われています。
木材価格上昇分を加味すると、数十万円単位で上がる可能性があります。
※住宅会社様、地域ごとで変わってくると思いますので上記金額は一例になります。
実際の金額については各会社様へお問い合わせください。
④ ウッドショックの今後の見通し
木材供給回復の見通しはまだ立っていません。
今後はどうなっていくのか不透明な部分がほとんどです。
ある木材会社様の見立てでは年内は供給が少ない状況が続くかもしれないとのこと、、、
いま、カナルホームでは毎月の着工数を調整し、しばらくの間滞りなくお家を建てられるよう対策をとっています。
しかし、これからご来場、またご契約されるお客様につきましては、「今契約すると〇〇月にお引き渡しができる!」とお約束できない状況が続くかと思われます。
「△△月までには引っ越ししたい」
「お家を建てるのは1年後」
など明確な希望時期を持たれている方は、どの住宅会社様を選ばれるにしろ今まで以上に早めの行動がいいかと思われます!!
※木材価格が高騰している今建てなくても~、、と思うかもしれません。
しかし、今回のウッドショック関係なく、建材や設備は年々価格が上昇しています。
後悔しない家づくりのために、今動き出すのもひとつの手です!!
少し気が重くなるお話をしてしまいましたが、
カナルホームではご来場者皆様に楽しんでいただけるような
週末イベントを毎週開催しています♪
是非この機会にカナルホームにお越しいただけたらと思いますm(__)m
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