祝!上棟
これ何だかわかりますか?
紅白だし。
鶴と亀だし。
なんとなく縁起がいい様な気がしませんか?
『御幣』と言います。
基礎ができて、いよいよ柱を立てて一般的には棟上げといいますが、ほぼ1日で建物の形が造られます。
その日の『上棟式』に使うのが『御幣』です。
その後、どうなるか?
屋根が出来、小屋裏ができたら、ひっそりとそこに入れます。
有名なお寺の小屋裏で、宮大工の道具が見つかるのとはちょっと違います。
諸説ありますが、上棟式でもち投げや、お菓子を配ったり、むかしはご近所の人にいろいろふるまったりしました。
なぜ?
家を建てるということは、幸せの証明なみたいなところがあります。
うらやましく思うものですね。
その幸せをご近所さんに分ける意味もあったと思います。
妬まれないように‥‥考えすぎですか?
むかしはご近所総出でお手伝いしたし、一大イベントだったと思います。
高山の合掌造りの萱葺き屋根の葺き替えなんかは、今も総出で行いますよね。
上棟するとテンションが上がります。
何度やってもうれしさは変わりませんね。